令和3年3月9日、福井正明市長のもと、京都府高島市議会が開会された。議題では、早川康生議員が「新未来政策」について尋ねた。市長は、福井市政の大きな柱として、「6+1の新未来政策」を推し進める協議され、特に北陸新幹線敦賀延伸に伴う近江今津駅の活性化策に力を入れると強調した。
近江今津駅は、2024年春の北陸新幹線金沢・敦賀間開業により、大きな利用者増を見込んでいる。市長は、あらゆる支援や交通インフラの整備が鍵となるとし、「行政がリードして地域振興策を進める必要がある」と言及した。
また、高島産オリーブの特産品化についても言及された。高島市では、オリーブの生産を通じて農業振興を図り、地域活性化を目指す新たな施策を展開していく。市は既に、多くの生産者に対して事業説明を行い、参加を促している。しかし、成功には生産支援やマーケティングが重要と語った。
次に、新しいごみ処理施設の整備方針に関する議ごが行われた。福井市長は市民の関与が必要とされる点を強調し、地域の理解と協力に基づくゴミ処理施設が地域の信頼を得る必要があると述べた。市内の利便性向上を図りながら進めていく方針である。
さらに、住民自治協議会の設置により市民が主体となる地域づくりを目指すとともに、協力し合うことで地域コミュニティの弱体化に立ち向かう意気込みが示された。このような施策を通じて、市民生活の向上を図っていく姿勢が表明された。
市長は、今後も地域住民からの意見を大切にしながら、現実的な方策で福祉政策を進めてまいるとの考えを示した。市民からの信頼を大切にし、地域振興に寄与するよう努力していくことが求められる。