令和元年8月8日に開催された長浜市議会臨時会では、議席の変更や議案の承認など重要な決定が行われた。
この議会では、最初に会議録署名議員の指名が行われ、高山亨議員と竹本直隆議員が選出される。続いて、日程第2の議席の一部変更について、会議規則に基づき、数議員の議席変更が報告され、議長の松本長治氏が「ご異議なし」として決定した。
会期は、先の議会運営委員会で協議され、1日間とすることが決定。常任委員の所属変更についても、複数議員が別の委員会に移動することが報告され、承認された。また、議会運営委員の補充選任についても行われ、適任者が指名されている。
次に、市長の藤井勇治氏が登壇し、市の経済交流や観光の発展について説明。外国からの観光客増加や交流イベントの状況が報告され、長浜市が国際的な城市として成長を続けていることが強調された。
また、議案第78号と議案第79号が提案され、共に全員一致で承認される。議案第78号は、虎姫地域の小中学校の改修に関するもので、改修工事が確定した経費について現計予算を計上することが目的だ。一方、議案第79号は、同改修工事に関する請負契約についてであり、株式会社材信工務店との契約締結が報告された。
本日は、議長辞職の件も話題となり、松本長治氏が議長辞職願を提出。承認を受けた後、後任の議長選挙が行われ、次期議長には西邑定幸氏が選出された。続いて、副議長の草野豊氏も選出され、議会の運営体制が整ったことが確認された。
議会終了時のあいさつで藤井市長は、議員への感謝を述べ、新たな議会運営のスタートに期待を寄せた。自治体における議会の役割を再認識する場ともなり、市民が期待する議会活動の促進を誓った。