令和5年9月29日、長浜市議会は定例月議会を開催した。議会は、補正予算や決算の認定等、多岐にわたる議題を審議した。
まず、会議録署名議員が指名され、続いて諸般の報告が行われた。特に注目されたのが、請願第11号の取下げである。議長は、取下げの申出を認めた。
次に、議案が上程された。特に、令和5年度長浜市一般会計補正予算(第4号)など、予算に関連する多くの議案が確認され、健全な財政運営に向けた徹底的な審査が行われた。予算常任委員長である竹本直隆議員は、内容の詳細を説明し、全員一致で可決すべきとの意見を表明した。
また、令和4年度の決算についても審議が行われ、特に医療関連の経済状況について議論が盛り上がった。健康福祉常任委員会の藤井登議員は、医療サービスに必要な人材確保に向けた議論が不足している点を指摘した。
さらに、地域医療確保に関する請願が提出され、地域の医療体制を見直す重要性について議論された。請願第7号から第10号の請願については審議の末採択され、医療に関する重要事項が今後の議題になることが期待される。
浅見宣義市長は、会議の後に病院の再編についての方針を示し、市が直轄で管理する病院の必要性について強調した。市民から寄せられる切実な医療ニーズに応えるべく、今後の動きに注目が集まる。
最後に、今後の計画について議会の集会を経て、次回は令和5年12月に予定されている定例月議会について確認され、閉会となった。