令和5年8月8日、長浜市議会は、定例会招集議会を開催した。
出席した議員は21名で、欠席は1名だった。議長、松本長治氏が議事を進行する中、各議題が取り上げられた。
まず、会期については本日から令和6年6月25日までの323日間と決定された。議長はこの件に異議がないと確認し、了承された。
審議期間は、本日1日とすることも異議なしとされ、全員一致で可決される。続いて、諸般の報告として、事務局長の中川京之氏が監査関連の報告を行った。
市長の浅見宣義氏は開会挨拶において、最近発生した水難事故に言及した。幼い命の喪失に哀悼の意を示し、事故防止の徹底を市内の全放課後児童クラブに指導したと述べた。地域医療再編に向けた市民とのタウンミーティングについても報告し、住民からの意見を重視する姿勢を強調した。
この会議で特筆すべきは、押谷與茂嗣議員の辞職願が提出されたことだ。議長は、これに異議なしと確認し、辞職が許可された。さらに、松本議長自身も辞職願を提出し、これも異議なしと承認された。
議長の選挙が行われ、中川勇氏が新たに議長に選出された。投票結果は、出席21名中、15票を獲得し、当選が決定された。中川新議長は、議員各位に感謝を述べ、今後の市政運営に全力を注ぐ決意を示した。
副議長には千田貞之氏が選出されるなど、議会の運営体制も整えられた。続いて、常任委員や広報広聴委員の指名が行われ、新たな委員が任命された。
この日は水道企業団議会議員の補欠選挙や地域事務センター議会議員の補欠選挙等も日程に追加され、迅速に議事が進められた。最後には、休会期間が決定され、次回の9月定例会の開会予定が告げられた。
本日の会議は、さらなる市政の発展に向けた重要な一歩となり、全ての議事が円滑に進行された。