令和4年9月1日、長浜市議会の定例月議会が開催された。議題には、一般会計補正予算と農業集落排水事業特別会計補正予算が並び、議員たちの関心を集めている。
会議の冒頭、議長の松本長治氏は議員への欠席の報告を行った。欠席者は1名で、その後、会議録署名議員として大橋延行議員と押谷正春議員を指名した。
日程の第2では、議案第96号および議案第97号について質疑が行われたが、発言の通告がなかったため質疑はなしとみなされた。ここで、議案は予算常任委員会に付託された。
休憩を挟み、再開後の議論では、予算常任委員長の中川リョウ議員が審査結果を報告した。議案第96号、令和4年度長浜市一般会計補正予算は全員一致で可決すべきとの結論が示され、議員たちの賛同を得た。これに続く議案第97号、農業集落排水事業特別会計補正予算も同様に可決される見通しが強まっている。
中川議員は、今後の予定についても言及。道路橋梁災害復旧事業の進捗について、「10月下旬の災害査定の後、速やかに進めたい」と市の執行部からの回答を紹介した。農業用施設についても個々の農業者に寄り添った対応を行う方針が示された。
討論においては発言する者はおらず、質疑も行われなかった。議長は議案の採決に進み、どちらの議案も異議なしの承認を得た。これにより予算案は正式に可決された。
最後に議長は、9月2日から6日までの休会を提案し、異議なしの声が上がった。このため、9月7日に再開される次回の会議では、質疑に加え、会派代表質問も行われる予定である。今後の予算編成や行政運営への影響に注目が集まっている。