令和4年12月21日、長浜市議会は定例月議会を開催。議案第136号である令和4年度長浜市一般会計補正予算（第12号）が審議され、最終的に賛成多数で可決された。
特に目を引いたのは、複数の補正予算案が一緒に審査された点である。この中には、議案第101号から第106号までのさまざまな補正予算が含まれ、これらに対する質疑も行われた。予算常任委員長、中川リョウ議員は「議案第136号は賛成多数で可決され、市民サービスの向上を図る。」と述べた。
議事の最初に行われたのは、会議録署名議員の指名であり、議長、松本長治氏が加納義之議員、北川陽大議員を指名した。その後、予算常任委員会において各議案の審査が行われ、その結果報告が続いた。
各常任委員長の報告では、特に長浜市病院事業に関する条例改正や個人情報保護に関する法律施行条例の制定案について報告された。総務教育常任委員長、鋒山紀子議員は「市民へのサービス向上を常に考え、条例改正を推進している。」と報告した。また、健康福祉常任委員長、藤井登議員は「浅井地区診療所の医師の確保に努めている」と論じた。
請願第5号も議題に挙がり、適切な農振変更や農地転用手続きの改正に関する請願が全員一致で採択されることが決定した。この請願は今後の地域活性化にも寄与する意義が強調された。
市長、浅見宣義氏は議会の閉会に際し、「皆様のご意見をしっかりと受け止め、さらなる市政改革に向け努力していきたい。」と述べた。市長の就任後の約10ヶ月の間に進められてきたプロジェクトや、今後の施策への期待も示された。
このように、議会では多様な議案が議論され、市民サービスを向上させるための決定がなされ、また市民からの要望にも積極的に応じる姿勢が表明された。今後の長浜市政の進展が期待される。