令和5年7月27日、議員による不適切な言動に対する再発防止検証チーム会議が開催された。
開会は午後1時30分、出席者の報告の後、協議事項へと進む。議題は主にハラスメント対応マニュアルに関するものである。座長の中川リョウ氏は、村山さおり議員の欠席を報告し、傍聴者への配慮を示した。次いで、ハラスメント対応マニュアルの案についての議論が進められた。
中川座長は、修正案を関係者に確認の上、共に議論を行う必要があることを強調した。協議では、岩川信子議員から具体的な文字の訂正があり、その点も修正が加えられた。中川座長は、「ハラスメントは起こさない、起こさせない」との決意を述べつつ、議員間、職員間、逆に職員から議員へのハラスメントについても考慮された内容であると説明した。
藤井登副座長が、マニュアルにおけるハラスメントの影響や、迅速かつ適切な対策の重要性について述べた。さらには、組織全体の取り組みとしてコミュニケーションと協力の重要性も指摘された。具体的にハラスメント事案に対する調査の実施や、職員と議員間の研修を毎年行い、意識を高めることにより議会運営が改善される旨が報告された。
マニュアルが完成したことに異議がなく、確認の後、藤井副座長からの「はじめに」の朗読を経て、会議は円満に終了した。中川座長は、今後も会議が行われるたびにマニュアルを点検し、メンバーとの意識向上に努めたいと述べた。
会議の最後に、中川座長は議員との協力に感謝を表し、今後の活動への期待を込めた。再発防止に向けた取り組みは、議員一人一人が意識を持つことで進められることが期待される。本会議は午後1時36分に閉会した。