令和5年4月11日、長浜市議会で不適切な言動に対する再発防止検証チーム会議が開催された。
会議では、議員の不適切な言動に対する再発防止策が議論され、聞き取り調査や意見陳述の機会提供が重要視された。中川リョウ座長は「この問題は市民の信頼にも関わるため、しっかりとした検証が必要」と強調し、議員に対しても適切な行動を促す姿勢を見せた。
最初に報告された内容によると、先日、当局から提出された報告書が確認され、音声データの収集が今後の動きに影響を与える見通しであることが言及された。これに対する要綱の改訂が行われ、特に個人情報保護に関する条項が見直されることとなった。
協議の中では、特に意見陳述の機会についての議論が白熱した。岩川信子議員は「当該議員には必ず意見を述べる機会を与えなければならない」と提案し、他の議員も賛同した。中川座長はこの意見を受け、「与えなければならない」という表現に変更する意向を示した。この点については、今後の文書上の明確な取り決めが必要であると確認された。
さらに、守秘義務の重要性についても確認がなされた。議員は数回にわたり、この問題に対する意識を高めるために、守秘義務の確認を会議冒頭と閉会時に行うことを求めた。特に大橋延行議員は、「市としての情報管理に基づく透明性を確保すべき」と強調した。
報告書内容については、議会運営委員会としても公表の有無や再発防止策を検討することが重要であるとの意見が出され、全体会議の日程が今後決定される見通しとなった。