令和5年12月8日に長浜市で開催された定例月議会では、重要な議案と質疑が行われた。特に、議案第113号に関しては一般会計の補正予算が提案され、これが市民生活に与える影響について様々な意見が交わされた。
議案の質疑では、議員からの発言が相次ぎ、具体的には公共施設への自動体外式除細動器(AED)の設置状況について問われる場面があった。「鋒山 紀子議員」はAEDの設置場所が153か所であると述べ、急病人への迅速な対応が生存率を向上させるために重要であることを強調した。これに対し「健康福祉部長 横田 留里氏」は、定期的な保守点検が行われていることを報告した。
さらに、AEDの使用中、女性患者に対する配慮として三角巾の配備に関する議論も行われた。鋒山議員は、三角巾をAEDの附属品として配置することを提案し、秘密保持の観点からも重要であると指摘した。横田部長は、配備が進められるべきな点を認識し、今後の対応を検討すると応じた。
次の議題では商品軽自動車に対する課税免除についての質疑があり、「市民生活部長 鵜飼 康治氏」は、他市町でのわかりやすい課税免除措置の実施について言及し、軽自動車税の課題に触れた。特に商品展示中の自動車の扱いについては、市民や業者の負担を軽減すべきであると主張があった。
この会議では、地域経済の活性化策の一つとして、消費者支援や事業者への支援が重要な役割を果たすことが確認され、それに伴う効果検証の必要性が示された。議会において審議された施策が市民生活の向上に寄与することを期待する声が多く聞かれた。