令和4年12月の定例会が開会された。
議長の竹内栄治氏は皆に新型コロナウイルス感染症対策を採ることを強調した。会議の終始参加者の理解と協力が求められた。
会議では諸般の報告が行われ、まず市長からの報告書が配布された。続いて、監査結果についても報告があり、これらの詳細は参加議員に配付された。また、議会運営委員会における特定事件調査の結果も報告された。加えて、市長が欠席する旨の通知もあり、参加議員はその旨了承した。
会議録署名議員として、島田玲子氏、金井直樹氏、伊藤治氏が指名され、会期については12月1日から20日までの20日間と決定した。
次に、市長提出の第87号議案から第107号議案までが一括上程され、その提案説明が行われた。青山雅彦副市長がその内容を説明し、合計21件の議案について詳細が伝えられた。
特に、第87号議案では、生活困窮者向けの自立支援金や価格高騰への対応のため、19億5,700万円の追加予算が必要であると述べた。続いて、第88号議案にて教育委員会委員の継続任命についても言及された。また、政務活動費の交付対象や額の変更についての議案もあり、その透明性向上を目指す旨、説明された。
議員や特別職の給与に関する議案も含まれ、定年の引き上げなどの変更が提案された。労働市場の変化を踏まえ、旧制度に沿った見直し作業が進められることとなった。また、個人情報保護に関する法律改正を受けた関連条例の改正も提案された。
青山氏は補正予算では一般会計で27億円、特別会計で15億3,700万円の追加が見込まれており、全体の予算総額が2,140億8,063万3,000円になる計画を説明した。議会の閉会の際には、通常の日程に従って次回の一般質問も告知された。議長は、全ての議案に対し慎重審議をお願いした。