令和5年5月16日に行われた第2回日高市臨時会では、新しい議長と副議長が選出された。
議会は、森崎成喜氏を臨時議長として開会した。市長の谷ケ﨑照雄氏は、市議会議員の当選を祝福し、重要な議題についての審議を促した。具体的には新たに9件の議案が審議されることとなった。
議長選挙では、鈴木健夫議員が13票の支持を受けて当選した。鈴木議長は「新たな議会を共に作り上げていく」と意気込みを語った。
続いて副議長選挙が行われ、和田貴弘議員が13票の支持を得て選出され、その後、議会運営委員の選任や常任委員の選任が行われた。議会運営委員には松尾万葉香議員らが選任され、議会の円滑な運営が期待される。
議案の中で特に注目されるのは令和5年度日高市一般会計補正予算である。この補正案は、3億7,625万3,000円の追加を含むもので、総額は211億690万5,000円に達する。また、水道事業会計補正予算についても提案され、約4,115万円の補助金が水道料金の減免に充てられる予定である。
谷ケ﨑市長は、日高市の「健幸ポイント事業」に触れ、ウオーキングをはじめとする健康活動への参加を促した。市民にとっては、地域商品券が当たるなどの魅力的な要素があり、参加を促す効果が期待される。市長は、予算に関しても適切な審議を求めた。
この議会は全体的に市民福祉を向上させることを目的とし、活発な議論が行われた。議長、副議長共に新たな立場で市政発展に寄与する意向を示し、議会は平和裡に閉会した。今後の動向にも注目が集まる。