令和4年5月定例会では、主に議席変更に関する議題や、議案第66号である令和4年度吹田市一般会計補正予算が取り上げられた。議案第66号の審議に先立って、議長からの発言があり、コロナ禍による感染防止対策として議員の座席を間隔を開けて配置することが指示された。また、議事説明員の座席についても、感染対策として指定された座席に基づく移動が行われることが伝えられた。いずれも新型コロナウイルス感染症の影響を考慮したものである。
続いて、一般質問の時間が設けられた。大阪維新の会からの質問として、24番の斎藤議員が登壇し、景観行政について取り上げた。また、公共用地の未活用といった問題にも言及し、学校周辺の環境整備の重要性を訴えた。さらに、公共施設のデザインガイドラインについても触れ、言及された内容は市の景観を形成する上での重要な要素とされ、多くの意見が出されることとなった。
教育長を含む関係部署の答弁もあり、特に学校の環境や政策の推進についての取り組みが強調された。教育部長と都市計画部長は、地域や市民との連携を深めることが必要であるとし、具体的な進捗についても説明が行われた。本市の教育環境の質を高めるため、各種プログラムが設定されており、学校間の協力が進められていることが述べられた。
また、国民保護計画の進捗や、医療計画についても質問が為され、適切な対策が求められた。特に、ウクライナ危機などの国際情勢を背景に、行政としての対応が重要視された中で、災害や感染症に対する危機管理の必要性が再認識された。