令和2年2月の吹田市議会において、様々な議案が議論された。
目玉となった議案は、吹田市の損害賠償責任の一部免除に関する条例の制定や、動物に関する法律施行条例の制定であった。特に注目を集めたのは、職員の給与に関する条例移改正案や市税条例の改正案が市民的関心を呼んでいる。
また、市議会では、教育・保育施設に関する条例の改正も取り上げられ、現行制度の整備が求められた。新型コロナウイルス感染症問題を背景にした運営方針の見直しなども事務局から提案された。
市民の生活に密着した議案、特に教育や福祉に関わる事項が重要課題として浮かび上がってきている。また、今後の財政状況にも影響が予見され、議会や市民への対応が求められる。特に市教育委員会では、学校の在り方についても意見を集め、フレイル状態を意識した健診制度の整備が進むことを期待されている。
市長は特別職の報酬についても見直しが必要であるとしながら、緊急事態への対策を進める考えを強調した。市民生活にかかわるマスク着用や手洗いなど、感染防止策も重点的に実施していく意向が示された。さらに、各市民が安心して生活できる施策が求められるが、その中でも中核市としての責任を果たす決意を持ち続けていることを示した。