令和5年2月20日に行われた吹田市議会では、数多くの議案が審議されました。
特に注目されたのは、議案第123号であり、吹田市立障害者支援交流センターの指定管理者として、社会福祉法人さつき福祉会が承認されることとなりました。
この決定に関し、浜川 剛議員は、選定委員会に対する質問を行い、利用者の選定委員会への参加や、現管理者との接触を懸念する声を上げました。 これに対し、後藤圭二市長は、透明性を保ちながら運営が行われることに期待を示しました。
また、令和5年度の一般会計予算案や補正予算も審議され、特に議案第32号の令和4年度一般会計補正予算については、池渕佐知子議員が高齢者支援事業の必要性について質疑を行いました。市はこの施策により、高齢者の生活支援を強化する考えを示しました。
さらに、政務活動費の不明瞭な入出金に関する調査報告もあった。小北 一美議員が過去の不正について提起し、議会としての信頼回復に向けた対応を求めました。
坂口妙子議長は、冒頭で新型コロナウイルスに関する静かな流れについて触れ、感染対策を講じた上での議会運営の継続を求めました。
新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にある中、住民生活への影響を考慮した市政の運営が求められています。
議会における今後の審議や施策が、市民の日常生活に直接的に影響を及ぼすことから、議員らの責任ある対応が期待されている点に着目されます。