吹田市議会は、令和4年1月13日に臨時会を開き、議案第1号の令和3年度一般会計補正予算の審議を行った。
本議案では、歳入歳出それぞれ63億5,118万7,000円を追加し、総額を1,609億8,138万1,000円に増額する内容である。
予算常任委員会での審査を受け、17番の矢野伸一郎議員が「全員異議なく承認」と報告した。
続いて玉井美樹子議員は、住民税非課税世帯への給付金の支給体制について提言した。
彼女は、「支給対象者へのサポート体制を強化すべき」と強調した。
また、石田就平議員は「子育て世帯への臨時特別給付金」の評価と同時に、「所得制限の見直し」も求めた。
この意見には「公平性が欠けている」との指摘があった。
さらに五十川有香議員は、給付金の迅速な支給を求め、個々の課題に向き合うよう要望した。
議案はその後、採決が行われ、原案の承認が確認された。
後藤圭二市長は、感染拡大の懸念がある中、必要な支援を実施することを改めて述べた。
「市民生活を守るための対策が重要」と語り、今後も感染対策を徹底する意向を表明した。
閉会時には、石川勝議長から、感染防止対策に配慮した運営に感謝が述べられた。
市は、今後も市民のニーズを重視し、必要な施策を適切に反映させる意向である。