令和5年11月28日、吹田市議会の定例会が開かれた。
議会では、主要な議題として会期決定や多くの決算認定が行われた。
特に、令和4年度の一般会計歳入歳出決算認定については、議員たちの慎重な審査を経て、認定が承認された。
報告された内容によると、決算常任委員会は数回にわたり分科会を行い、慎重に審査した結果、賛成者多数で可決したと、西岡友和議員が報告した。
その後、竹村博之議員が質疑に立ち、消防本部関係や職員の労働環境について意見を述べた。
消防力の施設面での達成状況や、救急救命体制の課題についても触れ、改善を求める声が上がった。
また、議員の中では女性職員の管理職登用の推進についても言及され、特に女性活躍推進法に基づく課題を指摘した。
公務員としての魅力を向上させる必要性も強調され、採用辞退者の増加を受けて、市の求めに対する認識を改善するよう訴えた。
最終的に、全ての議案は賛成多数で承認され、特に吹田市情報通信技術に関する条例の制定も提案された。
この条項により、行政のデジタル化が一層促進される見込みだ。