令和4年5月の吹田市定例会が開催され、多くの重要な議題が議論された。
特に市議会議長の辞職と新しい議長の選挙が焦点になったことが特徴的である。
まず、石川勝議長が辞職の届出を行い、有無を問わず議会はその許可を受けた。
辞職前、石川議長は新型コロナウイルスに対する議会運営の苦労に触れながら、議員の努力に感謝の意を表した。
さらに、議会の新しい議長に坂口妙子議員が選出された。坂口議員は今後の担当する責任の重さを痛感し、挨拶の中で市民生活への支援を強調した。彼女は、世界経済の状況やコロナ禍からの本市の復興に向けた取り組みについても触れた。
副議長の辞職も同様に行われ、池渕佐知子副議長が退任した。副議長業務の振り返りとして、彼女は市民支援への切実な思いを語った。
新しく就任した副議長には澤田直己議員が選ばれ、感染防止と社会経済活動の両立を目指す姿勢を伝えた。今後の市議会の行動には、コロナの影響を受けた市民の生活支援が重要だとの見解が示された。
議席の変更についての報告もあった。新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、議員間での十分な距離を確保することが確認された。議会に参画する姿勢を示し、議席間に距離を設けることで、全員が役員選考に参加できるよう配慮された。
以上の一連の報告や採決の様子から、吹田市議会は市政の変化をしっかりと受け止めつつ、今後の政策推進を目指していることが伺える。会議は無事に散会し、次回の議会も予定通り行われることになった。