令和4年5月、吹田市議会は定例会を開催し、さまざまな議題が議論された。議事内容には、監査委員の選任や常任委員会の構成変更が含まれている。
特に注目を集めるのは、議案第75号と第76号の監査委員選任であり、市長の後藤圭二氏は、「■■■■■■にお住まいの山本 力氏、■■■■■にお住まいの橋本 潤氏を最適な人選と考え、御提案申し上げる」と述べた。議会では、質疑や討論が行われ、両名は異議なく同意された。
また、常任委員会の委員長や副委員長の選任についても改選が行われ、各委員会への委員追加選任も承認が得られた。財政総務常任委員会の委員長には泉井議員が指名され、健康福祉常任委員会の副委員長に浜川議員が選任されたことが報告された。
これらの議事の他に、緊急性を要する「令和4年度吹田市一般会計補正予算(第4号)」案を議題に、補正内容や経費の詳細について討議が進められた。この補正予算は、特に南吹田で発見された不発弾の処理に必要な費用を含んでおり、後藤市長は、この案件が迅速に進むことが重要であると強調した。
馬場慶次郎議員による詳細な質問も行われ、不発弾に関連する予算の法的根拠や、その処理に係る関係機関との調整状況に関する説明が求められた。危機管理監の中野勝氏は、警備費用が660万円であることや関連機関との連携を強化していることを説明し、住民の安全を最優先に考慮した対応が続けられると述べた。
このように、特別な対応を必要とする議題に対し、市議会は迅速かつ適切な対応を検討しており、地区の安全保障を図る姿勢が伺えた。議事終了後には、次回の会議が6月10日に予定されていることが報告され、散会となった。