令和3年2月の定例会が吹田市議会で開催され、会期の決定や様々な議案について審議が行われた。
会期は本日から3月23日までの33日間と決定。
新型コロナウイルス感染症について、市長の後藤圭二氏は「感染拡大の防止に努め、医療従事者に対するワクチン接種が始まった」と述べ、引き続き市民の安心を確保する施策の計画を強調した。
また、9名に関する損害賠償の報告が行われ、税務部長の中川明仁氏が運転中の軽自動車の事故により発生した損害賠償額926,000円について詳しく説明。これは事故による損害が全額公益社団法人の支援を受けて賄われるとのこと。福祉部長の大山達也氏も同様の案件報告を行った。
施政方針では、今年度に中核市に移行したことを受け、重要な施策を進めるとされ、新型コロナ対策や地域経済支援をさらに強化する方針を打ち出した。市長は、特に子育て支援や教育環境の改善を重視する意向を示し、国との連携を強化していく考えを表明。
そして、令和2年度補正予算として、感染症対策に伴う経費の追加が計上された。具体的には、民生費に対する重点的な支出項目が強調され、特に介護施設への支援が急務であるとの見解が示された。議案第38号の審議では、一般会計補正予算の詳細が議論され、対策緊急措置が求められている現状において、市民の意見を反映させた施策が進行中であることが確認される。