令和4年9月定例会が吹田市議会で開催された。議会では会期の決定や多数の議案が審議される。
坂口妙子議長が議会を開会し、ガンバ大阪の活動に関する決議について報告した。この決議は全員賛成で可決されてから7周年を迎え、その姿勢を示すため、議員はユニホームを着用して臨んでいる。
新型コロナウイルス感染症についても言及され、感染者数が依然高水準にあることが指摘された。後藤圭二市長は、市民の日常生活と経済活動を守るために十分な対応が求められていると述べた。また、今回の定例会では、損害賠償額の決定に関する報告が13件提出された。
議案としては令和4年度の一般会計補正予算(第6号)や高年齢職員の部分休業に関する条例などが取り上げられた。特に補正予算案の審議では、馬場慶次郎議員が質問を行い、感染拡大に伴う対応について詳しく説明が求められた。
梅森徳晃健康医療部長は、補正予算は医療費などの不足に対応するため計上されたもので、各事業の結果をもとに予算を策定したと説明した。また、自宅療養支援パックの配付についても言及され、適切な提供が求められる事例が紹介された。
審議内容について市長は国や他市の動向を参考にしつつ、必要な対応を検討していると強調した。議案第102号が原案通り可決され、会議は今後の予定を確認しつつ閉会される。