令和4年2月定例会が2月24日に開催され、市内の重要な課題についての議論が行われた。議長の石川勝氏は、開会に際し、新型コロナウイルスに関連する現状への配慮をしつつ、予算に関する重要な議案を取り上げる必要があると述べた。
議案に対する発言が続く中で、小学校や保育園、幼稚園の給食費無償化に関する議論が展開された。公明党の井上真佐美議員は、保育園休園時の給食返還や、オンライン授業の実施に関して具体的な要望を行い、部長の北澤直子氏がそれに応じた。
さらに、コロナ禍での地域医療の現状や保健所の体制強化についても触れられた。多くの議員が保健所職員の増員と能力強化を求めた中、健康医療部長の梅森徳晃氏が感染対応のための体制強化の必要性を強調した。
また、特定の保育園への希望者が多い「隠れ待機児童」の問題も取り上げられ、児童部長は実態把握の必要性を認識しつつ、今後の方針を示した。特に、最近の状況においては、福祉関連サービスの提供が不可欠であることが各議員から再確認され、迅速な行政対応が求められている。