令和3年第3回豊見城市議会定例会が、6月2日午前10時に開会した。
出席議員は21人であり、会議はスムーズに進行した。
本定例会では、開会後すぐに会期について議論が行われ、会期は6月18日までの17日間と決定されている。
市長の山川仁氏は、市政一般報告の中で、国民健康保険特別会計の補正予算について言及。この補正予算は新型コロナウイルスの影響を受けた市民への支援を目的とし、総額353万7,000円を追加し、予算総額を64億977万7,000円とするものである。
市民部長の大城辰也氏は、補正予算の詳細を説明し、特に減免措置に関する事務費用の増額が含まれていることを強調した。
続いて議案第28号、常勤特別職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正についても、議論が行われた。
市長は、職員の酒気帯び運転による違反が発生した事案を重視し、副市長の管理責任を問う声が上がる中、減給措置を講じる意図を示した。
この改正に対しては、多くの議員から質問や意見が交わされ、特に減給率が10%に設定された理由についての質疑が続いた。反対に、より厳しい対応を求める意見もあり、市長の責任のあり方が再度問われる場面も見受けられた。
一方で、報告第11号においては、豊見城市の障害者計画についても報告され、全議員の賛成により了承された。