令和5年第2回倉敷市議会臨時会が開催された。会議は令和5年2月7日午後1時30分に開かれ、議題についての議論が行われた。
中西公仁議員の議長辞職につき、辞職願が提出された。これに対して議会は速やかに日程に追加し、採決に移った。最終的に、「辞職を許可する」ことに異議がないと認定された。議長の退任に際し、中西議員は感謝の言葉を述べた。コロナ禍での2年間の執行において、倉敷市議会内の課題に対し懸命に取り組んだことが強調された。
次に行われた議長選挙では、出席議員42名の中で中島光浩議員が新たに選任された。中島議長は、「災害復興や議会改革に対して市長をはじめ執行部との連携を図っていきたい」との意気込みを示した。彼は議長としての責任の重さを実感しつつ、積極的に市政の発展への貢献を誓う姿勢を見せた。
議会では副議長の辞職も行われ、塩津孝明議員の辞職が許可された。彼は議員としての任務で倉敷市の復興を進め、市民の安全や市政の発展にも注力していく意向を述べた。次いで、新たに副議長として北畠克彦議員が選任された。彼は市民の期待に応えられるよう努めたいと誓った。
その後、議案第3号に関する提案が行われ、倉敷市監査委員の選任の同意を求める議案が上程された。この議案に関しては特に異議はなく、無事に同意される運びとなった。また常任委員会及び議会運営委員会の委員選任報告もなされた。
各補欠選挙についても情報が提供され、まず岡山県南部水道企業団議会議員の補欠選挙が行われ、複数の議員が選ばれた。続いて、備南水道企業団及び倉敷西部清掃施設組合議会の候補者選定を行い、いずれも無事選定が完了した。市議会の議席変更や各審議会等の委員選考報告も行われ、令和5年第2回臨時会は無事に終了する予定を迎えた。