令和5年6月15日、御所市議会は定例会を開会した。
市長の東川裕氏が開会の挨拶を行い、議員に対する感謝を述べた。
発言の中で、令和4年度の一般会計における実質収支が約8億3,500万円の黒字であり、単年度でも約2億5,500万円の黒字が計上されたことを強調した。
ただし、財政状況は依然として厳しいことにも言及された。
東川市長は、特別交付税への依存や経常収支比率の低さが今後も課題であるとし、優先する大型事業が進行中であるため、財政運営に取り組む姿勢を示した。
報告事項の中には、税条例の一部改正や繰越計算書の提出、一般会計補正予算の案件が含まれており、いずれも重要な問題として扱われることが確認された。
議長の南満氏は、議案を一括で議題とし、審議計画について説明した。
次回、6月20日に本会議を再開することも決定された。
全体として、議論は市政の透明性や効率的な運営に向けた重要なテーマへと進められる見込みである。