令和2年5月11日、御所市議会の臨時会が開かれた。新型コロナウイルスの影響を受けた中での開催となった。
まず議長により、市長の招集挨拶が行われた。東川裕市長は、議員に感謝を述べつつ新型コロナウイルス対策の協力を求めた。特に、臨時会の目的は固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてとした。
本日の会議には、議題として議第25号が取り上げられた。市長は、改正の理由として行政手続等における情報通信技術の法律改正を挙げた。この条例改正は、情報の伝達と手続きの効率化を図るためのものである。
議論は短時間で終了し、質疑は行われなかった。原案通り可決され、続いて議長の辞職が許可された。新たに議長には南満氏、そして副議長には武藤公介氏が選ばれた。
次に、監査委員の選任が行われ、池田靖幸氏が選出された。市長が池田氏の実績を高く評価し、議員からも同意を得た。続けて、地域防災や環境衛生を担う議員の選挙も実施された。これにより、議会の役員改選が進められたことが報告された。
今回の議会では、常任委員会の正副委員長の互選も行われ、報告がなされた。市長は、議会運営の円滑化を目指す考えを示した。全体として、議会の運営はスムーズであったとの印象が残った。
臨時会は午後4時43分に閉会し、市長は新任の役員に期待を寄せた。今後の市政発展へ向け、さらなる協力をお願いしたいとの意向を示した。臨時会の途中、各委員会の委員の変更報告も順次行われ、円滑な運営が進められた。
以上のように、御所市議会の臨時会は新たな役員の選任を経て、市民へのサービス向上に向けた議論が進められた。今後の行政運営には、議会の役割がますます重要になると言えそうだ。