令和元年12月18日、御所市議会は定例会を開催し、複数の重要議案を可決した。
議題には特別職および一般職職員の給与改正が含まれており、東川裕市長が説明を行った。その中で、特別職の期末手当を年間0.05月引き上げることが強調された。また、一般職の給与についても、平均0.1%の引き上げが提案された。
給与改正に関連して、一般会計の補正予算も審議された。この補正予算の総額は16億7,361万5,000円である。これは、人事院勧告に基づくものであり、各特別会計の調整も含まれている。一般職職員の手当が増額となることも特徴的なポイントとして挙げられている。
さらに、令和元年度の各特別会計への補正も可決され、国民健康保険事業特別会計、下水道事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療保険事業特別会計において、それぞれ増額の措置が取られた。特に、介護保険事業特別会計では、30万6,000円の増額となった。
日程最後に、アザレアホールの改修工事請負契約も議題とされ、老朽化への対応として重要な施策となる。この契約も原案どおり可決された。議会の冒頭にあたる開会の挨拶では、小松久展議長が議員への感謝を表明し、議会運営に対する協力を強調した。
議決に先立ち、東川市長は議案を紹介し恵まれた環境での市政運営を訴えた。また、年末に向けた体調管理についても触れ、議員および市民に対してしっかりとした新年を迎えることを願った。
この日の重要な議案の可決によって、御所市の行政運営は今後一層の発展を目指すものである。