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御所市議会、税条例改正や補正予算を承認

令和4年御所市議会は、税条例の改正や国民健康保険特別会計の補正予算を承認。特別給付金も支給。
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令和4年6月17日、御所市議会は定例会を開催し、複数の議案を承認した。

議事の中で特に注目されたのは、御所市税条例の一部改正に関する議案である。この条例改正は、地方税法等の改正を受け、住宅ローン控除の要件見直しや固定資産税の特例創設などを目的としている。

東川 裕市長は、「法改正に伴う所要の措置を講じる必要がある」と強調した。これにより市民が受けられる税制上の特典の拡充が期待されることから、議会でも前向きな反応が見られた。

次に、令和3年度の繰越明許費繰越計算書の報告が行われた。市長は、「総額5億2,501万円が翌年度に繰越された」と述べ、主な理由としてJR御所駅周辺整備事業や公共施設管理事業の調整遅延を挙げた。議員からは、この繰越の妥当性について質問はなく、承認された。

さらに、令和4年度一般会計補正予算に関する専決処分の報告がされた。特に、低所得の子育て世帯に対する特別給付金として、児童一人当たり5万円を支給する内容である。市長はこの施策について、「物価高騰の影響を受けている家庭を支援するために重要」であると述べた。

他にも、国民健康保険事業特別会計と学校給食費特別会計における補正予算も報告され、共に不足額を満たすための措置として過去年度の予算からの補填が求められた。こちらも議会では異議がなく、承認された。

新火葬場整備事業に関しては、建築資材高騰に伴う契約の変更が提案され、必要な改修工事が行われる予定である。市長は、契約変更が必要である旨を説明し、議会からも賛同の声が上がった。

最後に、御所市監査委員の選任についても議論され、長年にわたり監査委員を務めてきた和田正吾氏の再選に関する提案があり、即座に承認が下された。議長の杉本 延博氏は、本日の全日程の終了を宣言し、休会を経て次回会議の再開を告知した。

議会開催日
議会名令和4年6月御所市議会定例会
議事録
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