令和元年5月9日、御所市で臨時会が開催された。
今回の会議の主なポイントは、一般会計補正予算の審議であった。東川裕市長は、「必要最小限の補正を行う」と述べ、具体的には東御所のコミュニティ交流施設の整備や、防災市民センター建設に向けた調査費用について説明を行った。補正後の予算総額は160億3,256万2,000円となる。議員らは予算内容について質疑なく、原案通り可決された。
臨時会では、議長の辞職や副議長の選挙についても取り扱われた。小松久展氏が議長職を辞任し、その後議長選挙が行われた。新たに小松氏が議長に再選され、就任挨拶を行った。副議長も南満氏が選出され、今後の議会運営の指導力を発揮することが期待されている。この役員改選に際し、川田大介氏のこれまでの尽力にも感謝の言葉が送られた。
また、議会では、奈良県葛城地区清掃事務組合や葛城広域行政事務組合の議員選出も行われた。各種選挙の中、杉本延博氏や川本雅樹氏が新たに選出され、その職務を遂行することとなった。これにより、議会の構成が見直され、新たな体制でのスタートとなる。
最後に、東川市長は議会の協力に感謝を述べ、今後も市政運営に対する支援を健闘するようお願いした。臨時会は全ての議事を終え、議長の閉会の挨拶をもって終了された。