令和3年6月18日に開催された御所市議会定例会では、複数の議題が審議されました。
中でも、御所市税条例等の改正や一般会計の補正予算に関する専決処分についての報告が重要な議題として挙げられます。
市長の東川裕氏は、御所市税条例の一部改正は、地方税法の改正を受けたものであり、住宅ローン控除の特例延長や固定資産税に関する特別措置を含むと説明しました。
また、令和3年度の一般会計補正予算については、特別給付金の支給を早急に行うため、3,066万円の増額が承認され、これにより予算総額は159億9,066万1,000円となる予定です。
さらに、低所得のひとり親世帯への支援策が強調され、急増する生活苦への対応が求められています。
続いて、議第33号の地域活性交流拠点施設条例が可決され、観光情報の発信や地域資源の活用が進む見込みです。
議第34号から第36号にかけては、税条例の改正、新型コロナウイルスの影響による経済対策としての補正予算が次々と承認されました。
さらに、消防団機能の強化として、消防ポンプ自動車の購入や公平委員会及び固定資産評価審査委員会の委員の選任もエンディングの重要な要素として位置づけられました。
議会は、健康で公平な市民生活の維持に向けて引き続き努力していく姿勢を示しました。
なお、議案は全て異議なく承認され、次回は6月23日に再開されることが決定されました。
今後の取り組みにおいても、地域活性化や市民生活の改善が焦点となると考えられます。