令和4年6月21日、御所市議会は定例会を開幕し、3件の予算補正について審議を行い、全ての議案が可決された。
本日は、令和4年度の御所市一般会計補正予算（第3号）や学校給食費特別会計補正予算（第2号）、水道事業会計補正予算（第1号）の予算が主な議題として取り上げられました。予算に関する説明は市長の東川裕氏が行い、議員による質疑はなく、全議案が原案通り可決されました。
市長は、一般会計の補正予算について、「物価高騰の影響を緩和するため、生活者支援施策及び新型コロナワクチンの追加接種を行う」と述べました。特に、18歳以下の子どもたちを対象に1人当たり2万円の給付金を支給する旨が説明されました。また、学校給食費を無償化することにより、家計への負担を減らす施策も重要なポイントです。
水道事業に関する補正予算では、水道料金の基本料金を減免することで、生活者や事業者の負担を軽減することが挙げられた。特に、COVID-19の影響により財政が厳しくなっている中で必要な対応として強調されました。市長は「水道事業は市民の重要な生活に関わるため、緊急的な処置が必要」であると述べました。
議会はこのように、コロナ禍の影響を受けた市民の生活を支えるため、必要な施策を着実に進めることを確認し、議決していきました。閉会に際し、市長は「議員の皆様の協力に感謝し、今後とも市政の発展に努力していく所存」と挨拶しました。市民より多くの期待が寄せられています。