令和2年4月15日、御所市議会の臨時会が開かれた。この日は特別職の職員の給与を改正する条例案が議題に上がった。
市長の東川裕氏は、出席した議員たちに感謝の意を表した上で、条例改正の必要性を強調した。特に、廃棄物管理において発覚した問題により市の信用が著しく失墜したことがしっかりした管理責任のもとであると説明した。市長はこの問題に対処すべく、副市長の給与を減額することも約束している。
具体的には、市長の給料を50%、副市長の給料を30%それぞれ減額する条例の改正が提案されている。改正期間は令和2年4月15日から6月15日までである。この内容に対して、議場は特に異議を唱えない雰囲気が漂っていた。
議長の小松久展氏も、この改正は必要不可欠であり、市民への信頼回復を図る重要な措置であるとし、議員たちに理解を求めた。質疑応答の時間には他に特に質問はなく、流れるように議論が進んだ。
この臨時会では他に議題はなく、議第24号は原案通り可決される運びとなった。また、閉会時には東川市長が今後の市政へのさらなる支援を呼びかけた。議員たちは、不祥事に対する責任をしっかり受け止め、市民への信頼回復に全力で臨む姿勢を示した。