令和元年11月1日、舞鶴市で開催された議員協議会では、「市民と議会のわがまちトーク」に関する意見対応が議題に上がった。
議長の上羽和幸氏が開会を告げ、この意見対応を通じて市民との意見交換の重要性を強調した。8月に開催された意見交換会では、多様な市民からの貴重な意見が集まり、4つの常任委員会での調査と議論を経て、具体的な政策提言に向けた準備が進められている。
この意見交換会では、議員が6人から8人程度のグループを形成し、ワークショップ形式で進行。出席議員は、各委員会での協議成果をもとに、市政に反映されるよう努められた。上羽議長は、このプロセスを通じて議会基本条例に基づく活動を適切に実行できたことを評価。各秘書官が手元資料を通じて提言内容を提示し、承認を求めた。
提言の内容は20項目にわたり、各項目は執行機関での予算協議などに関連して検討される予定。議長は、提言内容を重視し、執行機関に対して市民の意見を踏まえた事業推進を求めた。議員一同は、この意見を受け止め、11月下旬に執行機関に向け提言を行うことで合意。
また、上羽議長は、議会としての決定が市民に速やかに伝わるよう、提言の内容を市議会のホームページに掲載する意向も示した。さらに、意見の取りまとめに対する講評について、京都府立大学の窪田好男教授からもアドバイスを受けており、議会の活性化に向けた取り組みも検討されている。各委員長には、委員みんなでアイデアを出し合い、実現可能な手法の報告を求めることが示された。会議の最後には、議員の努力を労う言葉がかけられ、協議会が閉会されることが承認された。