この度の会議では、役所の各部門からの報告が行われ、市長の政治姿勢や市民生活に直結する重要な施策が取り上げられた。
まず、市長は柏駅周辺のまちづくりについて説明し、地域活性化に向けた具体的な施策を提案した。オリンピックやパラリンピック、ラグビーワールドカップなどの大規模イベントを利用したシティーセールスの必要性を強調した。また、免許証返納に関しても、地域の交通事情に付加価値を添える方策を議論した。市長は「交通の便を改善することは重要である」と述べた。
次に、災害対策について議論が行われた。総務部長は防災カルテを基にした具体的な防災施策を報告した。特に豪雨時における情報提供の重要性が強調された。一般市民への適切な情報提供が、被害軽減に対する鍵となるとし、豪雨レベル別の情報提供体制を整えることを約束した。
福祉に関しては、保健福祉部長が障がい者手帳のカード化について初めて説明を行い、手続きの簡素化が期待されると述べた。これにより、利用者の負担が軽減されると考えている。
経済行政では、経済産業部長が手賀沼アグリビジネスパーク及び道の駅しょうなの再整備工事について発表した。地域経済の活性化が期待されるプロジェクトであり、地域農業の振興にも寄与する点が強調された。
教育行政についても、学校教育部長が医療ケアの実施や施設の個別計画について報告した。地域の特性に応じた教育環境の整備が必要であると認識されていた。