令和5年9月27日、名古屋市の定例会が開催された。
会議では、名古屋金城ふ頭アリーナ条例の制定が主要な議題となった。この条例の制定は、名古屋市を拠点とするトップスポーツチームとの連携強化を目指すものである。総務環境委員長の服部しんのすけ氏は、施設の「特徴を踏まえた活用方法」の重要性について言及し、議会全体で原案を可決する意向が示された。
次に、名古屋市福祉有償運送運営協議会条例の一部改正など8つの議案が一括審議の対象となった。財政福祉委員長の吉田茂氏は、総合リハビリテーションセンターの支援体制についてコメントし、全議案が原案通り可決される見通しとなった。
また、名古屋市立学校設置条例の一部改正についても、教育委員会キャリクリエイティブにより慎重に審査され、原案が全会一致で可決される運びとなった。教育子ども委員長の橋本ひろき氏は、法定点検の結果を踏まえた対応が必要との認識を示した。
議案の中で特に注目を集めたのは、名古屋市一般会計補正予算に関する議案であり、これに対しても各委員が全会一致の賛成を表明した。総務環境委員長の服部しんのすけ氏は、予算に関する各委員会の報告を行い、この議案も可決された。
最後に、教育委員会の委員選任や、議員提出の意見書についても審議され、いずれも異議なく可決された。特に、豪雨対策や食料自給率向上に関する意見書が提出されるなど、名古屋市のさらなる発展への取り組みが進んでいることが紹介された。会議は午後1時17分に散会するまで、順調に進行した。