令和4年5月19日、名古屋市の臨時市会が開催された。
この日は、重要な議題が複数上程され、その中には補正予算の審議や議長選挙が含まれた。
特に、一般会計補正予算が重要な内容として浮上し、64億3100万円の規模である。
市長の河村たかし氏は、補正予算を新型コロナウイルス感染症への対策として説明した。
市長は、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種に必要な経費を確保し、さらには基礎疾患のある市民への支援策を講じる考えを示した。
また、児童1人当たり5万円の給付を行うことで、所得が低い子育て世帯への生活支援を強調した。
河村市長は「新型コロナ対策の一環として、財政支援を行っていく」、と強調した。
次に、特別委員会の中間報告が行われたが、質疑応答はなかった。
続いて、議長辞職の件が取り上げられ、服部将也氏の辞職が許可された。
服部氏は議場で挨拶を行い、議長の職務を全うしたことへの感謝の気持ちを述べた。
その後、議長選挙が行われ、岩本たかひろ氏が新たに名古屋市市会議長に選出された。
岩本議長は、名古屋市政の発展に貢献するため、誠心誠意努力することを誓った。
また、次期副議長には金庭宜雄氏が選ばれ、スムーズな議会運営に向けた決意が示された。
全体として、今回の臨時会は、新型コロナウイルスに対する施策と新しい議長の選出という重要な意義を持つ場となり、議員たちの協力のもとで進行した。
今後の市政運営への期待が高まるところである。