令和4年6月定例会が開催され、様々な請願や議案が審議された。
初めに、令和4年請願第1号について、教育子ども委員会委員長のうかい春美氏が報告を行った。委員会は慎重に審査し、賛成多数で不採択とする結果となった。これに対し、議長の岩本たかひろ氏が採決を求め、結果的に賛成者が多数を占めた。
続いて、令和4年請願第3号が取り上げられ、土木交通委員会の田中里佳氏が報告を行った。今回の請願は市バス高速1号系統の廃止に反対するもので、全会一致で既に議会意思が確定したため、審査を打ち切る決議がなされた。議長が採決を行い、全会派の賛同を得て可決された。
次に、選挙運動用自動車の使用に関する第70号議案が審議された。総務環境委員長の北野よしはる氏は、議案について法改正が必要であるとの報告を行った。この議案は、賛成多数で原案通り可決された。
また、第84号議案では令和4年度名古屋市一般会計補正予算が取り上げられた。各委員長の報告後、全会一致で原案通り可決された。この中には物価高騰対応支援事業に関する内容も含まれ、さらなる公費の投入を視野に入れつつ、保護者負担の軽減に努める要望が示された。
さらに、教育長選任に関する同意第6号、固定資産評価審査委員会についての同意第7号も可決された。議員提出の意見書についても、特定外来生物の水際対策強化や通学路の安全確保に関する内容が賛成多数で可決され、活発な議論が行われた。
最後に、閉会中に所管事務調査が実施されることが確認され、議事は終了した。