名古屋市の定例会が行われ、様々な議案および質問が取り上げられた。
特に注目を浴びたのは、救急安心センター事業(#7119)の導入に関する議論である。近年、救急搬送困難事案が急増しており、消防局長はこの事業の導入に期待を寄せていると述べた。この事業により、医療機関への受診適正化や救急搬送の迅速化が見込まれており、市民にとっての安心・安全を大いに高めるものと見なされている。
また、学校給食における保護者負担の軽減策についても議論された。名古屋市では物価高が影響している中、教育委員会と副市長が支援策を講じていくことを表明した。特に、学校給食の無償化については国の動向を見据えつつ、早急な対応が求められている。
さらに、校外学習における市バスや地下鉄の支払い方法についても取り上げられた。これまでの現金払いでは多くの時間を要するため、後払いの導入を望む声が多くあり、交通局と教育委員会が連携して早期の導入を検討していくとされた。
クラシックカーイベント、「コッパ・チェントロ・ジャッポーネ」の開催についても、来年度に向けての支援が検討されている。イベントは地域の活性化に寄与したとされ、松井議員はさらなる協力を求めた。