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名古屋市議会、文化芸術への税金利用問題が焦点に

名古屋市議会であいちトリエンナーレを巡る質疑が行われ、文化芸術活動における税金利用の議論が高まる。
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令和5年2月24日、名古屋市議会では、名古屋港管理組合議会議員1名の補欠選挙を行った。

議会内では、河村たかし市長が関与するあいちトリエンナーレをめぐる訴訟に関する質疑が続いた。特に、表現の自由と公共事業の在り方が重要なテーマとなった。

江上博之議員は、市長の発言が文化芸術基本法に反するのではないかと質問。これに対して、河村市長は自らの考えを示し、「税金を使った展示に問題がある」と述べた。また、上告手続きの経緯についても言及。「議会を軽視しているのではないか」との指摘に対し、市長は「慎重な判断の結果である」と答えた。不透明なやり取りが議論を呼んだ。

さらに、江上議員は遅延損害金の支払いに関しても質疑。市の支出が常に適切であるか疑念を呈し、市長にその理由を問いただした。

河村市長は、公共事業の役割について強調。文化芸術が持つ意義を否定することなく、税金の適切な使い方を求める姿勢を明らかにした。ただし、江上議員は市長の見解を受け入れず、行政の長としての判断を求めた。

最終的に、本日の議会は慎重審議のため、委員会に付議されることが決定された。

議会開催日
議会名令和5年2月定例会
議事録
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