令和2年8月5日、刈谷市議会臨時会が開かれ、重要な議題が議論された。
本会議では、会期の決定や議長、副議長の辞職報告、及び監査委員の選任が行われた。特に、議長と副議長の辞職は重要な変化をもたらす。議長の山崎高晴氏は、私事のため辞職願を提出し、議会は異議を唱える者もなくこれを許可した。
山崎氏は辞職に際し、刈谷市制施行70周年におけるコロナ禍の影響について触れ、行事の中止や延期決定についての無念を語った。加えて、議会としての対応も評価され、感謝の意が示された。新しい議長として選出された外山鉱一議員は、深い責任感を持ち、市民と議会への負託を果たすことを誓った。
また、副議長の加藤廣行氏の辞職報告もあり、こちらも異議なしで許可された。副議長選挙では、候補者として清水俊安議員が選出され、スムーズに新体制が整った。
損害賠償の額を求める専決処分についても報告があり、当該事故は道路上で発生したもので、損害賠償額が93,148円と決定されたことが説明された。今後の事故再発防止に向けて、全庁を挙げて取り組む姿勢が強調された。
最後に、刈谷知立環境組合議会議員や衣浦東部広域連合議会議員の選挙も行われ、新たに指名された議員が当選として認定された。議会の活性化を図るための様々な選任や選挙が行われ、議会の機能が円滑に進行していることが確認された。