令和元年第3回近江八幡市議会定例会が12月20日に開かれ、重要な議案や報告が提案された。
議長の北川誠次氏は会議を開議し、主要な日程に沿って進行した。議事では初めに会議録署名議員の指名が行われ、大川恒彦氏と森原陽子氏の2名が選ばれた。
続く日程では、委員会の閉会中の継続審査が諮られた。教育厚生常任委員会の岡山かよ子氏は、議第124号の近江八幡市子ども医療費助成条例の改正についての継続審査が必要であることを説明し、慎重な審議を求めた。
その後、さまざまな委員会の審査報告が行われた。特に予算常任委員会の小川広司氏は、議第110号の一般会計補正予算に関する報告を行い、賛成多数での可決を求めた。しかし、幼稚園及び小・中学校用務員業務委託事業については多くの討論が交わされ、賛否が分かれる結果となった。
檜山秋彦氏は、用務員の雇用形態が不安定であることを指摘し、民間委託への反対意見を述べた。教育長の説明にもかかわらず、用務員の安定雇用が最優先であるべきだとの声が多くあがった。一方で、山本妙子氏は、業務委託による人員確保の重要性を強調した。
また、他の提案についても、予算関連議案や条例改正議案が上程され、全体で多くの議案が原案通り可決された。特に重要な議案として、近江八幡市国土利用計画に関する議案も審議され、議会からの賛同を得た。