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近江八幡市議会が様々な議案を可決、旧統一教会関連意見書は否決

近江八幡市議会は9月21日の定例会で議案を一括可決。旧統一教会との関わりを問う意見書は否決された。
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令和4年9月21日、近江八幡市議会の第3回定例会が開かれた。

この会議では、会議録署名議員の指名が行われ、片岡信博氏と北川誠次氏の両名が選ばれた。続いて、諸般の報告として、決算特別委員会において行われた委員長及び副委員長の互選結果が報告された。委員長には片岡氏、副委員長には沖茂樹氏が選出された。

また、委員会の閉会中の継続審査が議題に上がり、決算特別委員長からの申出により、令和3年度一般会計決算については閉会中の継続審査に付されることが決定した。これに対し、異議は出されなかった。次に、各常任委員会の審査報告が行われ、予算常任委員会の井上芳夫氏は議第71号の令和4年度一般会計補正予算(第3号)を全員賛成で可決すべきと報告した。特に、ふるさと応援基金からの繰入れに関する意見が出され、今後の予算組の方針についての透明性が求められた。

さらに、総務常任委員会の平井せい治氏は、決算関連議案として提案された議第66号と議第70号の2件を全員賛成で認定すべきとの報告を行った。この中で、育児休業関連や福祉医療費助成条例の改正についての意見が交わされた。

教育厚生常任委員会の南祐輔氏は、特に介護保険事業に関する決算認定の中で、今後の人材確保に向けた施策強化が求められると発言した。議第72号から議第76号までは、全て原案通り可決され、特に国民健康保険を含む各特別会計に関して意見が交わされた。

一方で、政治家と旧統一教会との関係に関する意見書が議論となった。井上さゆり氏は賛成討論を行い、統一教会の活動による社会問題の深刻さを訴えた。反対意見もあり、辻正隆氏や西津善樹氏から法令遵守の重要性や現在の政府の対応を支持する声が上がった。最終的に、この意見書は少数賛成で否決に至った。

最後に、議第84号の人権擁護委員の候補者の推薦に関する議案は全員賛成で承認され、議会は無事に閉会を迎えた。市長の小西理氏は、審査についての謝辞を述べ、市政への更なる協力を呼びかけた。また、台風対策など行政の積極的な取り組みが強調された。

議会開催日
議会名令和4年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
議事録
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