令和4年第4回近江八幡市議会の中で、開発行為に伴う周辺への影響についての事前調査や、地域包括支援センターの設置、交通安全施策など多様な問題が扱われた。特に、開発行為については、その影響を予測し、周辺環境との調和を考慮することが強調された。
議員は、道路や水路、周辺環境の調査方法について質問し、行政がどのように対応しているのか具体的に明らかにする必要があると述べた。また、宅地開発に伴って想定される空き家問題への対処や、少子化に伴う学校の新設や運営についての計画も重要な課題として挙げられた。
学校生活に関する質問では、コロナ禍の影響による友人との交流機会の減少が問題視され、登校意欲が低下している可能性が指摘された。不登校の要因分析や、いじめに関する相談窓口の重要性も話題になり、地域の支援体制を強化する必要性が強調された。
市立総合医療センターについては、医療従事者の労働環境や、患者へのケアが重要であることが強調された。看護師や医療スタッフの確保や、患者が安心して入院生活を送れるよう、業務改善が求められた。
また、交通安全施策については、児童生徒の安全な登下校を実現するために、地域全体での協力が促され、特に登下校時の交通ルール遵守が重要であることが再確認された。