令和元年第2回9月定例会が近江八幡市議会で開催された。
この定例会では、会議録の署名議員に山元聡子氏と沖茂樹氏が指名された。続いて、諸般の報告として9月12日に開催された決算特別委員会での互選結果が報告され、片岡信博市議が委員長、平井せい治市議が副委員長に選出された。
続いて、委員会の閉会中の継続審査についても議論が交わされた。決算特別委員長からは、議第68号、平成30年度近江八幡市一般会計決算の認定に関する審査が引き続き行われるという申し出がなされた。
また、委員会審査報告では、各常任委員会による審査結果が発表され、特に予算常任委員会では議第79号、一般会計補正予算(第3号)に関する報告が行われた。この報告では、政策推進事業に関する意見が交わされ、特定の法人への委託についても指摘される場面があった。
予算常任委員会の報告では、公明党の山本妙子市議が賛成の立場から補正予算の意義を強調し、地域活性化に繋がる施策に期待を寄せた。
一方で、議第101号及び議第102号では、損害賠償に関する議案についても議論がなされ、元市長の契約解除による賠償額について賛否が分かれた。民間企業への賠償金の支出に対し、市民からの信頼をどう確保するかという意見も提起された。
最終的に、議第79号の修正案は予算常任委員会で否決されたが、原案は賛成多数で可決となった。
小西理市長からは、議会の意見を踏まえた施策運営が期待され、また文化やスポーツの活動の重要性も強調された。議会も様々な分野における市民との対話と協働の促進を図る必要があるとの認識も示された。