令和4年第1回近江八幡市議会定例会が開催された。
本定例会は、2022年2月17日午前9時30分に開会し、29日間の予定で進行する。議長の平井せい治氏が開会を告げ、まず議事日程を確認した。
会議の最初の議題は、会議録署名議員の指名で、井上芳夫氏と岡山かよ子氏が選任された。続いて会期の決定が行われ、議員らの異議なしに29日間が決まった。
日程第3では、議長報告や監査報告、市長報告が行われた。監査委員の井上芳夫氏は、地方自治法に基づき各会計の現金出納検査結果が正しいと報告した。市長の小西理氏は、持続化給付金の詐欺事件が発生したことへの謝罪を述べ、早急な信頼回復に努める考えを示した。
最終的に、日程第4では32件の議案が一括上程され、市長から提案理由の説明が行われた。主な内容には、令和4年度の一般会計予算案や、各特別会計に関する補正予算が含まれている。市長は、経済対策や市民サービス向上を目指しており、令和4年度の一般会計予算は355億2,000万円を見込んでいると説明した。
議案の審議は今後に行われ、議決を求められる。定例会は休会を挟んだ後、3月2日に再開し、個人質問が行われる予定である。議会が市民の信頼を得るため、透明性と説明責任を強化していく姿勢を見せていることが強調された。