令和3年第2回近江八幡市議会臨時会が4月28日、開催された。
本会議では、各議案の提案が多く、特に新型コロナウイルス感染症関連の施策が注目を集めた。
議第38号から議第41号において、市長である小西理氏が提案した議案の中で、令和2年度一般会計の補正予算に対する専決処分の承認が含まれている。
また、新型コロナウイルスワクチン接種に関する市長からの詳細な説明も行われ、今後の接種体制について具体的な枠組みが示された。
小西市長は「全国的なワクチン接種の遅れや、接種希望者が多く、対応には万全を期す必要がある」と述べる。
続いて、議第39号では、近江八幡市税条例等の一部改正が提案され、全員一致で可決された。
議第40号においては、令和3年度一般会計の補正予算が同様に可決され、市の財政運営に関する重要な事項が決定した。
なお、報告された議第41号では、固定資産評価員の選任についてもおおむね問題なく承認された。
さらに、臨時会の中では議長、及び副議長の辞職があり、それに伴う新議長の選挙が行われた。
新たに議長に選出された平井せい治氏は「市政の発展に尽力する」と意気込みを示した。副議長には小西励氏が選ばれ、今後の議会運営を支えることになる。
会議の最後では、小西市長が臨時会の閉会にあたり、引き続き市民の健康管理に注力していく考えを改めて表明した。
この臨時会は、約5時間にわたり行われ 、すべての議案が全会一致で可決された。
市民生活を支える施策の推進が期待される中、今後の議会運営に大きな責任が課せられることとなる。