令和4年第1回近江八幡市議会臨時会が、5月18日10時前に開会され、様々な議題が検討されました。特に新たに選出された議員に対する議席の変更や、常任委員会の委員選任が焦点となりました。
まず議席の一部変更が議題に上がり、新たに議員となった奥田孝司氏及び井上さゆり氏について、議席の指定を行うことが決定されました。議長の平井せい治氏は、「異議ない」との声を受けて、議席の一部変更を了承しました。
続いて、常任委員会委員の選任について話し合われ、同様に異議なしと認められたため、奥田氏と井上氏をそれぞれ予算常任委員会及び総務常任委員会の委員に選任することが決まりました。さらに会議録署名議員として、辻正隆氏と奥田氏が指名されました。
会期については、臨時会がこの日から19日までの2日間とすることに異議がない旨が確認され、議会は段階を進めました。
その後、議案の上程が行われ、様々な議案が多数上程される中で、市長の小西理氏は、緊急を要する専決処分に関する議案について詳細な説明を行いました。格別目立つ内容としては、令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第11号)、令和4年度一般会計補正予算(第1号)、国民健康保険条例改正案などが上程され、次の具体的な説明へと進みました。
その中で、山元聡子議員(凛成会)は、文化会館整備事業のトイレ改修に関して質問を行い、その理由や今後のバリアフリー計画について意見を述べました。
また、井上さゆり氏は具体的に、コロナウイルス感染症による影響を受けた障害者福祉事業や、子育て世帯への生活支援給付金についての質問を行い、詳細な回答がされました。
最終的に、委員会付託と審査報告を経て、討論の後、採決が行われ、上程された議案のすべてが原案の通り可決されました。
この度の臨時会は、議員の意見交換や施策に対する質疑が行われ、市民の福祉向上に向けた重要な議論がなされたことが伺えました。