令和3年第3回近江八幡市議会定例会が8月30日に開会し、議案の提案や報告が行われた。
本会議には、22名の議員が出席し、議長の平井せい治氏が開会を宣言した。
会期は本日から9月24日までの26日間と決定され、議員の辞職についても報告が行われた。
辞職した檜山秋彦議員に関する許可報告が行われ、地方自治法に基づき辞職が認められたことが伝えられた。
議長報告、監査報告、市長報告など、諸般の報告があり、市内の財政状況や事業の進捗について説明があった。
特に、監査報告を担当した井上芳夫氏は、令和2年度の近江八幡市一般会計や特別会計の決算について言及。
その結果、全会計が黒字決算であり、財政健全化判断も良好であることを強調した。
小西理市長もその後、決算状況に関する報告を行い、一定の成果を上げつつも、厳しい財政運営が求められることを訴えた。
さらに、ふるさと納税が過去最高額となるなど、市税収への影響も報告した。
次に、令和3年度一般会計補正予算や市庁舎整備事業の件、情報通信技術を活用した条例の制定などが提案されました。
市庁舎整備については、来年4月の市長選挙後に予算を上程することが望ましいとの意見が述べられた。
全体を通じて、議案は順次審査され、最終的には議第80号について全会一致で原案可決される運びとなった。
福祉や防災に関連する重要な議案において、議会は合意をもって業務の遂行を確認する姿勢が見られた。
今回の議会では新型コロナウイルス感染症に関する議論も行われ、今後の予防対策や市民へのサービス向上に向けた取り組みが強調されている。
議会は無事散会し、次回は議案熟読のため休会とのことです。