令和3年第1回近江八幡市議会定例会が開会した。
本会議は令和3年2月17日午前9時30分に開会され、議長の片岡信博氏が開会の挨拶を行った。今回の議題には、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告、そして提案理由説明を含む議案の上程が記載された。
まず、会議録署名議員の指名において、道下直樹氏と岩崎和也氏が指名された。続いて、本定例会の会期が本日から3月24日までの36日間と決定されたと、片岡議長が述べた。この決定に対して、議員から異議はなかった。
議長からの諸般の報告では、定例会以降の議長等の活動が報告された。特に、監査委員の岡山かよ子氏は、例月現金出納検査の結果について説明し、会計が正確であり、出納に関する事務処理も適切であったと報告した。これに対し、片岡議長は感謝の意を示した。
次に、議案の上程が行われた。提案された議案は議第4号から議第34号に及び、内容としては令和2年度近江八幡市一般会計補正予算や令和3年度予算案が含まれる。市長の小西理氏は、今回の予算の概要や重点事業についてスピーチし、特に新型コロナウイルス感染症に対する施策を強調した。
これまでの報告に加え、小西市長は医療現場の厳しさ、新型コロナウイルスワクチン接種体制の準備状況、自市の支援体制強化についても触れ、行政としての役割の重要性を訴えた。議案については後日、代表質問や個人質問が行われる予定である。