令和2年第2回近江八幡市議会定例会が、6月11日、午前9時30分に開会された。本会議では複数の議案が審議され、特に子ども医療費助成制度の改正が大きな焦点となった。
議長の片岡信博氏は、まず会議録署名議員の指名について報告した後、個人質問に移った。大川恒彦市議は、新型コロナウイルス感染症に関する医療従事者への感謝を表明し、合併処理浄化槽の更新に関する質問を行った。この浄化槽は生活環境保全に不可欠であり、滋賀県内での普及率が高い点からも重要性が指摘された。大川市議は、国の補助金廃止によって増大する負担に関する懸念を表明し、地域の水質保全のための支援策を求めた。大川市議の質問に対して江南仁一郎副市長は、滋賀県は補助対象から浄化槽を除外したが、本市は下水道の未整備地域では補助を継続する方針を示した。