令和2年第6回建設環境分科会では、富士見市の財政状況や複数の予算案について議論が行われた。
主な議題には、令和2年度富士見市一般会計補正予算が含まれ、伊勢田幸正委員からスケジュールの確認が求められた。伊勢田委員は、「工期が12月から5月に変更されると推測されるが、実際には更に延期される可能性が高いか」と質疑を行い、道路治水課長の厚澤淳一氏は、「予定通りに進行しない」という認識を示した。
さらに、議案第103号と第105号に関しても審議され、準備が進む土地区画整理事業についても質疑があった。吉原孝好委員は「幹線道路整備について、繰越明許の金額は影響を受けないか」との質問を行い、厚澤課長は、「現段階の繰越しである」と強調した。
また、まちづくり推進課長の栗林直樹氏は、土地の取得についての進展を説明し、未取得の土地への対応策についても議論が交わされた。特に、用地取得の必要性や、県との協議の進捗についても確認された。
本会議においては議案に対する質疑の終了が認められ、最終的には今後予算決算常任委員会で採決が行われることが確認された。富士見市の今後の発展に向けた重要な議論が展開された今回の分科会の結果、地域社会への影響は避けられないと考えられる。